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中高年世代のトレーニング①

スタジオオオテキには70歳代、80歳代の会員様もいらっしゃいます。

スタジオには若い人が多いでしょ?とか、私みたいな高齢者が通っても・・・と遠慮される方も多いのです。

代表の樗木は高齢者ほどトレーニングが必要、特にパーソナルトレーニングが必要であると考えているので、遠慮なくスタジオにいらしてくださいとお伝えしております。

 

その理由は、人間は成長期を過ぎると運動しなければ身体がどんどん衰えていってしまうから。

成長期までの若年層は、トレーニングしなくても骨や筋肉が発達して強くなっていくので、必ずトレーニングが必要だとは考えていません。成長期を過ぎた大人こそ、何にもしなくても身体がより強くなり成長するということはなくなるので必ずトレーニングが必要です。

 

なんにも運動しない場合、全身の筋肉は1年で2パーセントずつ衰えていくといわれているので、20歳の時を100パーセントとすると、60歳の時には単純計算で80パーセントも減っているということになってしまいます。

20歳の時に簡単だったことが年を取るにつれてできなくなったり、てきめんに疲れやすくなったり、運動能力が衰えてしまうのも納得の数字です。

この場合のパーセンテージは全身の筋肉量を表しているのですが、筋肉量は体力の目安であり、体力は免疫力の構成要素なので免疫力を推し量る要素でもあります。

 

中高年に差し掛かり、身体の衰え、体力の衰えを感じる方も多いと思いますが、具体的には筋肉が減少することによる筋力・持久力・免疫力の衰えの原因は筋肉量の減少のこと。生涯元気はつらつ動ける体を作るためにも必ず筋力トレーニングを行いましょう。