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マタニティトレーニング③

お腹を突き出して腰をそってしまう姿勢は、内臓を支える力と子宮を支える力が弱いので、赤ちゃんが子宮の中で動くスペースが少なくなってしまいます。そうするとお腹ハリを感じやすくなり、呼吸のしにくさや胃の圧迫を感じやすくなってしまう方が多いです。

 

身体が重く、気持ち悪く感じることが多かったり、胃のムカムカや呼吸の息苦しさなどを感じていると、どうしても運動する気が起こらなくなり、結果として体重の過剰な増加や筋肉量の減少によりより太りやすくなるだけでなく、ますますお腹を支える力が弱くなる結果になってしまいます。

 

ここでいうお腹を支える力、子宮を支える力とは、腹部を圧迫する、身体を丸める筋肉の動きではなく、腹圧をかけるという、背筋を伸ばし、お腹と背中の空間を保ったまま、内臓を支えるように固定し身体を安定させるように働く筋肉の作用のことを言います。

 

これはスタジオオオテキで指導している『良い姿勢』そのもの。

呼吸や血液循環などの、身体の機能をスムーズにし、運動しやすく心地よく感じる身体本来の状態にすることが『良い姿勢』。

マタニティトレーニングといっても、妊娠中に行うトレーニングというだけで、根本は通常のパーソナルトレーニングと全く一緒と言えます。

注意するのはお腹の圧迫を避けて、転んだりしないように安定した動作を行うととっても気持ちよく体が動かせます。